INTERVIEW

経理で9年間勤務した後、リーシング部へ。なりたくないと思っていた営業に…

私は経理で9年間勤務した後、2012年にリーシング部へ異動となりました。もともと人見知りで緊張しやすい方だったので、新卒で就職活動をしていた時は営業だけにはなりたくないと思っていましたし、初対面の方とお話しする時は今だにドキドキしています。そのため、リーシング部に異動した当初は、お客様にアポイントを取ることにも苦労しました。このテナント企業様だったら絶対出店してくれそうと提案に行っても、思い描いた通りにはいかないことも多かったですね。うまくいくようになったのは2年目ぐらいからで、リーシングは押せ押せの営業ではなく、アプローチの仕方も含めて調整力や交渉力が必要な「当社とテナント企業様のマッチングである」と気づいた頃からです。

今までの業務で印象深いことは、ある商業ビル全体のリーシングを担当していた時に、特定のテナント企業様にだけ外部サインを認めたことにより、他のテナント企業様から大きなクレームにいただいたことがありました。その解決に向けて出店されている全てのテナント企業様はもちろん、社内、社外の多くの方々に協力いただき調整を進めました。結果、そのテナント企業様とは、その後も別の出店提案や色々なことを相談をし合える関係性が築けました。営業は「押せ押せ」でプレゼンテーションスキルで競うものではなく、いかに相手を知り、話を聞くことによって成り立つことがお分かりいただけると思います。